北国おやつ放浪記

風味、味、価格のバランスが取れたおやつを探して北海道まで流れ着いたお菓子放浪記

小樽 マリーローランサン

ケーキ界に侘び寂びがあるとしたら、こちらのケーキこそ究極の侘び寂び。

甘さが極限まで抑えられ、素材の風味を生かしておりデコレーションやサイズ感も実に控えめで清楚な印象。店員さんはにこやかでかつ自然体でありながらあたたかさと謙虚さを感じさせる接客。イートインも素敵な時間を過ごせるのですが、テイクアウトも箱の下にレースペーパーを敷いてくれたり保冷剤をたくさん入れてくれたりと気遣いが素晴らしいのです。

昼過ぎには売り切れるものも多いので、昼前に小樽駅に着いたらすぐ取置きをお願いして、帰りに寄って受け取って帰ります。

f:id:km2k_lp:20231007093115j:image 先週まではスイカショートやグレープフルーツのタルトもありましたが、今週は秋メニューに変わりました。ショートケーキ、スイートポテト、りんごのタルトをチョイス。
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色彩のメリハリも素晴らしい…

赤く色づいたりんごのタルト、酸味がギュッと効いていて爽やかさと甘さが交互に押し寄せてきます〜。スイートポテトはシルクのような舌触りで感動。毎回感動するケーキで、おそらく子供舌にはわからない良さ、本当に大人のためのお店という感じです。